ホーム » おまけ

おまけ

左は、制服のヒロイン。
ここでは、ちょっと中身を書く時に注意している事を自分に言い聞かせるつもりで、書いています。


小説を書くときに苦労している所

1)まず三人称で書く事

このアニメは、最初「僕」で始まってますし、終盤から「彼は」と、三人称になってます。
でも、普段は、一人称で書きません。

2)小説は、初日に全部書いてしまわないと駄目

それ以降、書いても、毎日違うアイデアが出てきてしまって、頭の中が数十通りの物語で埋め尽くされて、わけがわからなくなっていく。
完璧に自分の書いた物語を頭から消すまで、数ヶ月かかる。時間を置かないと、最初に書いていた時の、新鮮な気持ちは取り戻せない。

3)主人公の解決しなければいけない問題を最初にハッキリさせて、最後までそこから外れない

最初と最後がしっかりしていれば、絶対ぶれない。

4)3つの視点

重要なのが、視点。
まず、主人公の視点。
そして、物語のどの時代、どのシーンを選んで、どの角度から語るか、どの順番で、見る人に説明するか、を決める、カメラワーク的視点。
最後に、読者としての、客観的視点だ。
小説を毎日書いていると、主人公の行動パターンがいくつも思い浮かぶし、性格もちょっとずつ変わったりしてしまう。 最初はキャラがいまいちハッキリしていない。最後に主人公の性格が決まる事がある。小説に書かれなかった性格の主人公は、没。
カメラワーク的な視点は意外と簡単だ。でも、一番難しいのは、読者の視点。初めて読む人の気持ちは、作者には、なかなか想像できなくなっていく。

5)同じシーンをダラダラ書かない

場面の切り替えは、出来るだけ早く。テンポが早いだけでも、面白く感じる。
単位は1ページ以内。(小説に換算すると)

6)読みきりの漫画や、短編小説を読む

短編が書けないと、長編も書けない。当たり前だ。

7)小説を読む人は一般人だから、突飛な主人公は駄目

このアニメには、別バージョンがあった。最初から主人公が、自分の能力を受け入れているバージョンだ。
でも、それだと色々説明をショートカットできるけど、一般人の視点から、主人公の気持ちが想像しづらかった。
友達がいるっている当たり前の事も、きちんと書かないと、単なる暗い友達がいない、変な能力を持った人という、先入観から入ってしまう。

8)長く一つの小説を書いていると、自分自身、飽きてしまう

小説を書く事には、制限時間がある。
自分を楽しませるために、小説を自己生産している事を忘れちゃいけない。
困った時は、数ヶ月寝かせる事。ストレスがたまった時こそ、映画を見ると良い。

9)素人の人の小説のネタは、アイデアの宝庫

パクれって言ってるんじゃない。刺激を受けろと言っている。
アイデアが凝り固まったら、あえて素人の小説を読むべし。

10)同時にいくつも小説を書く方が、モチベーションは上がる

10個くらい同時進行で行け。

11)小説を書く事は、漠然と行きたい場所を探して、歩き回って、地図を作って、一番の見所に目印をつけて、誰かをそこに案内する事に似ている

だから、要らないルートや行き止まりが、沢山出てしまう。
でも、そんなつまらない裏側を知っているのは、物語を作った人だけ。
でも、見て楽しいものでも、役に立つものでもない。
小説を書くのは、本当に大変な作業だ。
読者が見ているのは、たった一つの成功するハッピーエンドだけ。

12)問題を解決するのは、主人公の力だけ

魔法とか、そんな都合の良い物で解決したりしたら、駄目。

13)主人公を追い詰めるのは、良いけど、必ずお助け的要素が無いと、エンターティメントじゃない

いくら魔法を使っちゃ駄目だといっても、一つ試練が来れば、一つホッとする要素を与えないと、ストレス小説になる。
都合が良すぎたって良い、エンターティメントなんだから!